タフにふるまうＨＳＰさん
ＨＳＰとは。
アメリカの心理学者が提唱した「気質」だということです。
・考え方が複雑、深く処理する
・過剰に刺激を受けやすい、敏感で疲れやすい
・全体的に感情の反応が強く、共感力が強い
・些細な刺激を察知する、あらゆる感覚がするどい
このような特徴があるそうです。
この気質を持ちながら、
生き方においてはタフに振舞い
仕事や人間関係の細部においては、この気質を使っているＨＳＰさんがいます。
彼女たちは幼少期から共感力の高さで、言葉で伝えられなくても相手の気持ちがわかってしまいます。
だから
親が叶えられなかった願いを代わりに叶えようと振舞う
余裕のない親が願う「手のかからない子」として振舞う
先生の望む良い子で在り続け
先生の代わりに代弁する
友達が望む、友達のように振舞う
気づけば、人気者になっていたり、リーダーになっていたり、頼りにされる存在になっていたり。
わかってしまうというのはやっかいで、そうせざるおえないのです。
繊細な気質を内に隠し、求められる姿を懸命に生き
社会では明るくタフな仮面をつけて生き抜きます。
もうこうなるとエンドレスですね。
上司の期待に応え
部下の願いを叶え
お客様の要望に応える。
仕事が途切れることはありません。
肩書を与えられる場合もあるし、肩書に執着する人に使われてしまう場合もある。
でも、これくらいなら幼い頃から鍛え上げた能力でなんとかなります。
更にここに
結婚した相手
義理の家族
子ども・・・
そして頼りにしていた両親が年老いてくると・・・
この辺りまでくるとね。
限界ですよ。
だけど、あなたの気質はもっとあなたの為に使うことができるのです。
あなたが仕事での活躍を願うなら
単純に見えるモノゴトの中に規則性を見出す→再現性のある思考や行動
皆が気づかないお客様のニーズに気づく→新サービス・新商品の開発
些細な刺激や違いを感じる力→職人力
あなたが自分らしく生きたいと願うなら
共感力→自分の本音に気づく、幸福感を感じる
些細な刺激や違いを感じる力→感性を磨く
人の期待や願いに応え続けなくても
あなたのその気質で、あなたの人生を満たしていくことができるのです。
