言葉で学べること

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あとはあなたの感性で。

SNSには先生がたくさんいて助かりますね~。
色々なことを教えてくれます。
ありがたい時代です。
ただ、言葉で学べることの範囲を意識していないとね。

以前、クライアントで金融業界の女性営業の方に聞いたお話です。

彼女は、昇進に必要な資格試験が苦手だったのですが
その仕事力で、毎回「女性初の」的なポジションを与えられて、常に苦労していました。

道なき道を歩く人です。
セッションの終盤では、「女性初の法人営業」に抜擢されていました。

以前の彼女の上司は女性支店長で、昇進に必要なあらゆる試験に突破してきた方です。
その上司にある時、「○○さん、営業のコツを教えて~」と言われたそうです。

セッション時に、「マジでありえない」と怒る彼女。
教えたくないわけじゃないのです。
伝えられるものなら伝えます。
言葉で伝えられるものなら・・・

例えば、皆さんがすごく感動した映画を友人に勧めたくて話します。
どのくらいの時間をかけられますか?

せいぜい、5分から10分程度ではないでしょうか?

言葉というのは、どれほど尽くしても経験の中のホンの一部しか表現できません。
それこそ、氷山の一角です。

前出の営業職の女性にとって、お客様に向き合うこと1つをとっても・・・
お客様の性質、現在の状況、現在の心情、悩み、過去の考え、今の考え、未来に必要なことを、
空気感、間、表情、言葉にならない思い、言葉の端々に表れるものから受け取るのです。
そして、お客様に本当に必要な提案を「考え抜く」のです。

それに加えて、
彼女は腰は低いが芯があり、
かつユニークな話術
破天荒な過去を持っています。
人生の痛みもしっかり経験し、人の痛みもわかる。
地頭は良い。
知らないことを人から謙虚に学べる人。


ただ、その会社で感性をメインにして仕事をしている仲間に出会えず
仕事の仕方が違い過ぎて苦しそうでした。
トップの人には理解されていたので、昇進はしていましたが。

彼女の「マジでありえない」という怒りは、
自分の上司に伝わっていない悲しみなのです。

自分の上司が、「良い居酒屋知らない?」みたいな軽さで「営業のコツ」を聞いてくる
その感性に絶望しているのです。
あ~この上司に自分の努力が伝わる日は来ないと・・・

お客様には、ちゃんと伝わっているのにね。

コツとは、単一的なものじゃなく複合的なもの

コツを、わかりやすい言葉で教えてくれる人はたくさんいます。
でも、そのコツの背景を想像し、感じ取り、経験しながら埋めていくのは自分です。

A+B=C
X=Y

コツとはこんな単純なものではなく、もっと複合的な要素があるからです。


どんなことにも、自分のチカラが必要ですね♪

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